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気が済むまで好きでいるけど

あんまり気にしないで

世界に一つだけの花の話

私をこんな深い沼に落とした嵐でも、今年最もお金をかけたいHey! Say! JUMPの話でもなく、世界に一つだけの花という超が付くほどの名曲の話をどこかに書き付けておきたい、という抑えようのない衝動に駆られて、このブログを書き始めました。

 

 

世界に一つだけの花

世界に一つだけの花

 

 先述した通り、超名曲な「世界に一つだけの花」の説明を少しだけする。SMAPが2003年にリリースしたこの曲は槇原敬之が作詞作曲しており、幅広い年齢層に歌われ、聞かれ、愛されている。昨年のSMAP解散の折には、購買運動が起こり、300万枚を売り上げたのは記憶に新しいだろう。SMAP×SMAP最終回での彼らの歌唱は心に残ったし、目頭が熱くなったという人も多いのではないだろうか。

 

とまあここまでは正直「伊野尾くんはかわいい」並に話されてきたことであるし、「二宮くんは課金厨」ぐらいに知られている。

 

私がこの曲について考えを巡らせたのは他でもないジャニーズJr.祭りのせいである。若い子たちのフレッシュな歌声や、大人っぽいダンス、「その道の方ですか…?」と聞きたくなるパフォーマンスなど様々な顔を見せてくれたJr.の子たちに私は心底感動していた。Jr.でこのレベルならあと10年は安泰だ、とそう考えていた。そして、本編トリで「皆さんも知ってる曲だと思います。一緒に歌いましょう」(ニュアンス)という一声で世界に一つだけの花のイントロが熱気最高潮の横アリに響いた時、私はこの曲は究極のジャニーズのテーマソングだと思った。

 

花屋の店先に並んだいろんな花を見ていた

ひとそれぞれ好みはあるけどどれもみんなきれいだね

花屋が事務所だとするならば、花はジャニーズアイドルといったところだろう。どの花もきっとそれぞれに一生懸命だし、精一杯咲いている。その花々一輪一輪が綺麗で美しい。

 この中で誰が一番だなんて争うこともしないで

バケツの中誇らしげにしゃんと胸を張っている

 日本の男性アイドル界という狭き世界の中で自分、自グループを確立してそれを誇りにして生きているまさに彼らのことである。

困ったように笑いながらずっと迷っている人がいる

頑張って咲いた花はどれもきれいだから仕方ないね

ここでジャニヲタ登場である。確実に掛け持ちに悩むジャニヲタ。一輪の花がきれいだと思っていたのに、不意に現れたタイプも色も違う花に翻弄される。しかもその花のことを知っていくにつれ、バックボーンや考え方に心打たれ、もう目を離せなくなる。ただ、最初から好きな花も、もう抜け出せないくらい好きで、頑張ってきたことも知ってるし、これからもその夢を応援したい、と思ってしまう。「困ったなぁ」という嬉しくも苦しい悩み、抱えたことありませんか?私はある。その答えは全てココにあったんですね。仕方ないんです、頑張って咲いているから。

正直、ここのフレーズに心がいっぱいになってしまった。どれか一つではなくどれもこれもきれいだから悩んでしまうのは仕方ない、と認めてくれる共感してくれる優しさといったら、選ばれなかった曲が可哀想だから、という理由でお気に入りのアルバム曲を選べない圭人くんと殆ど同じである。知ってしまえば知ってしまうほど、もう離れられない。

名前も知らなかったけれどあの日僕に笑顔をくれた

誰も気づかないような場所で咲いてた花のように

名前を知らないなんてことはほとんどないと思うが、少女マンガのイケメン転校生ばりにいきなり私の人生に登場してたくさんの幸せをくれたアイドルには本当に感謝しかない。コンサートに行って楽しい、とか、CDを聞いて勇気をもらう、とか、TVを見て笑わせてもらう、とか、直接的なことだけでなく、ジャニーズを生業にしていなければなかった出会いや友人との繋がりは、ジャニーズ以外のところでもお世話になっている。そう考えると、「ジャニーズがなかったら何を楽しみに生きていたんだろう…」と日々考える私に笑顔を、ひいては生きがいをくれてありがとうと感謝せざるをえないのだ。

そうさ僕らは

世界に一つだけの花

一人一人違う種を持つ

その花を咲かせることだけに一生懸命になればいい

「うちの子こんなに頑張ってるのにどうして露出が少ないのかな。」「こんなこともできるよ!そんなうちの子にお仕事ください!」なんていうお遊戯会で桃太郎になれなかった園児のモンペと化すことが私は最近とても多くなった。昔は単純に露出が多く、テレビで取り上げられる人しか目に入っていなかったが、Jr.や若手グループを推しはじめると、この子すごいのにデビューできないのかな、グッズ販売しないかな(Jr.は公演でフォトセットが全員分売られないことがある。実際、関西ジャニーズJr.は春の松竹座「関西ジャニーズJr.総出演」としておきながら販売されたのは個人7種)とか、デビュー組に関しては単独のお仕事がもらえないかな、歌割り増えないかなとか、そんなことばかりが頭を駆け巡っていた。

そういった意味で言うと、彼らはまだ咲き始めなのだろう。しかし、その花々を放っておいてはすぐに枯れてしまう。そして、その花を咲かせるために肥料をあげたり水をやったりするのは私たちジャニヲタの使命なのだろう。いつ咲くかもわからない花に、ちゃんとお金をかけ、時々会いに行くことしか、私に出来ることはないが、それをしなければ枯れてしまうのは確かである。だからやっぱり「○○くんより自担のほうが!」「デビューはうちの子に!」と考えてしまうなら、より一層彼を文字通り応援することが最善であり、何よりも近道である。ただ残念ながら嫉み妬みを持ちすぎてしまうと攻撃の方にばかり力を注いでしまう人もいる。 そこでこのフレーズである。

No.1にならなくてもいい

もともと特別なOnly One

 ジャニーズ事務所に入ったからには何かの個性や特性を持っている。そして、ジャニヲタはそれに惚れてその人を応援する。それはもちろん顔でもいいし、ダンスでも歌でも性格でもバラエティ力でもいい。それぞれが特別でまいすはにはに唯一無二の魅力なのである。

 

冒頭のジャニーズJr.祭りでステージに立っているJr.を見て、皆必死にNo.1を目指してガムシャラに頑張っているけれども、この中にはデビューしない子も、途中で他の夢を見つけて私たちの前に姿を見せなくなる子もいるだろうと切なくなった。しかし、私はそんな彼らに「それでも君はOnly Oneなんだよ」と心の中で唱えていた。もちろん、オリコンで1位を取ることや、自担のうちわが売り切れることはとてつもなく嬉しい。それに、いつでもアイドルには現状に満足してほしくないし、更に高みを目指してほしい。

ただ、一番じゃないからこそ応援したくなるというファン心理も少なからず存在する。「有名になったら遠くに行ってしまう気がする」という常套句はまさにこの心理によるものである。No.1を目指すあまりに私が好きになったOnly Oneがおざなりにされるのは寂しいし、人によっては怒りに直結してしまうかもしれない。

つまり、私が言いたいのは「No.1を目指すことは素敵だけど、Only Oneの貴方の魅力は決して忘れないで磨き続けてね」ということである。

まあ、こんなことはきっと本人たちが一番よく分かっているし、日々努力をしているだろう。それに対して私たちファンはCD・DVD・グッズを買って、チケット争奪戦に打ち勝ち声援を送ることで咲きかけの花が、いつかきれいで大きな花を咲かせることのできるよう、精一杯応援していくことしかできない。直接伝えられないのがもどかしいが、それがアイドルのファンということなのだろう。

史上最高に支離滅裂なうえに、最終的に世界に一つだけの花と関係なくなったような気もする。この名曲の解釈は数多くあるだろう。だから、こんなんじゃない!とお思いになる方がいらっしゃったらごめんなさい。

というわけで、結局金をかけるしかないジャニヲタの私はROCK THA TOWN受け取りに行ってきま~す!